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  2. ショーケースの設置・お手入れ

会社概要

 

設置にあたって

@排熱のためのスペースを、必ず取ってください。
製品を設置する場合には、必ず、排熱用のスペースの確保をお願いします。

A排熱用の換気扇を用意してください。
空調機及び店舗の出入口付近の風が強い場所には、設置しないでください。
製品は、風の強い場所や周囲温度の高い場所に設置しますと、冷えが悪くなったり、製品の故障の原因になります。

B設置する場所の床は、丈夫で水平な所に設置してください。

排水に関するご注意

@排水処理について
排水受けを搭載した製品におきましても設置環境が悪い場合は、排水量が増え排水処理が必要となります。
1日1回以上排水受けまたはドレンタンクに溜まった排水の処理を行ってください。

A排水口の掃除について
電源を切ってからショーケース内のすのこ(底板)を外して、定期的に掃除をしてください。
排水口にゴミなどが詰まると水漏れの原因となります。排水口のフタ(トラップ)を外して中のごみ等も綺麗に清掃してください。

庫内の清掃

@製品に直接水を掛けないでください。ショート・感電の原因になります。

A柔らかい布およびぬるま湯で準備して埃や汚れを定期的にふき取り清掃をしてください。
清掃については、薬剤・ベンゼンなどは使わないようお願いいたします。

コンデンサーフィルターの清掃

@内蔵型ショーケースの故障で一番多い原因は空冷コンデンサーフィルターのゴミ詰まりです。
フィルターがゴミやホコリで目詰まりしますと冷却能力が低下するばかりか、冷凍機の故障原因となり、最悪の場合冷凍機ユニットの交換など思わぬ費用が発生します。
清掃のスケジュールを立て1〜2週間に1回定期的に清掃を行ってください。

冷蔵ショーケースと冷蔵庫の違いについて

冷蔵ショーケースと冷蔵庫はどちらも食品や飲料を冷やすための機器ですが、それぞれの用途や特性にはいくつかの違いがあります。

@用途
冷蔵ショーケースとは商品を展示しながら冷やすためのもので、主に店舗で使用されます。
冷蔵庫とは主に家庭で使用され、食品や飲料を保存するためのものです。

Aデザイン
冷蔵ショーケースはガラス扉がついていて、中身が見えるように設計されています。
お客様が簡単に商品を取り出せるように全面が開放的なショーケースもあります。
冷蔵庫は一般的に中身が見えないように設計されています。
収納が優先されて、扉を開けて取り出す必要があります。

B温度管理
冷蔵ショーケースは一定の温度を保つように設計されていますが、開閉が頻繁なため温度変化が起こりやすいです。
冷蔵庫は扉が閉じられているため、内部の温度が比較的一定に保たれます。

C冷却システム
冷蔵ショーケースは強力なファンを使用して素早く冷却することが多いとされてます。
冷蔵庫は省エネ性を重視し、ゆっくりと冷却すます。

Dエネルギー消費
冷蔵ショーケースは開閉が頻繁なためエネルギー消費が高い傾向があります。
冷蔵庫は扉が閉じられているためエネルギー消費が低くなります。

E騒音
冷蔵ショーケースは冷却ファンの音が大きくなることがあります。
冷蔵庫は静音性を重視して設計されていることが多いです。

これらの違いは、冷蔵ショーケースと冷蔵庫がそれぞれ異なる目的と用途及び環境で最適に機能するように設計されていることを反映しています。